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集団生活が苦手な私とちょうどいい社会との距離感について

アイキャッチ画像 HSPと働き方

こんばんは。ミヤノチセです。

集団生活が苦手だ!という人は日本に沢山いるんじゃないかなと思います。

集団に合わせるのが苦手、集団の人間関係が苦手etc…

私も例に漏れず集団生活が苦手で、周りと協調してチームとして行動することにストレスを感じて消耗するタイプでした。

苦手な理由は主に以下の3つです。

1上手くたち振る舞わなければと思いすぎる
2「嫌われているかも」「疎ましがられてるかも」とマイナスの思い込みをしやすい
3相手の感情やその場の空気感を読みすぎる
4会話が苦手

他にも、自分の内側のことに関心が向きやすい内向的な性格や、マイペースでひとり行動が好きな性格も起因していると思います。

私はこれまで、「周りに合わせて頑張らなければ!」と義務感のようなものを感じながらなんとか集団生活を送っていました。でも、日々自分をすり減らすような感覚に消耗し、いつもすぐ集団を抜け出してしまっていました。

「もう無理だ、ひとりの方が楽だ」という結論に至り実行に移しては、孤独感と虚無感でどうしようもなくなったりしていました。

私は社交不安障害なんじゃないか?精神疾患があるのではないか?自分を疑った回数は数知れず…。

ですが最近になって、私は「自分を取り巻く全ての人間関係が苦手だった訳では無い」とも思いました。

ストレスを感じず人との関わりに充実感を感じられた瞬間も今まで沢山あったし、全ての人との関わりが苦手な訳では無いはずだと。

そして自分にとってちょうどいいコミュニケーションはどんな瞬間があったかな?と考えた時、浮かんだのは以下のような瞬間です。

・(当たり前だけど)自分に好意的な感情を持ってくれている人との会話
・塾や学校などの先生との会話
・自分から惹かれた人に話しかけた時の会話
・ヲタク気質な人との会話
・接することに疲れたときに気軽に距離を置ける関係
・監視されていると感じない会話 etc…

逆に、ビジネスライクな会話や、当たり障りのない雑談、仕事上の報連相などは苦手でした。

「普通だったらどう受け答えするんだろう」と正解ばかり考えて、「相手にどう思われているか」ばかり気にするのが、コミュニケーションの大部分になってしまうからです。

相手の感情を気にしすぎてすぐに不安になり消耗し、慢性的に過緊張や頭痛、不眠をおこしていました。

私は「こんな自分に居場所なんてないのかもしれない」と10代から20代前半は病んでいました。

でも歳を重ねて、「自分を表現したり人とコミュニケーションをとる手段は会話だけではない」のだと思うようになりました。

文章だったり、絵だったり、プログラミングだったり、料理だったり、趣味だったり、仕事だったり…。会話が苦手でも、なにかひとつ自分を表現出来る手段があれば、社会で居場所を作れるのではないか。

そういう方法で、自分なりの社会との距離感を掴めた人は、弱くても幸せになれるんじゃないかと思っています。