こんばんは。ミヤノチセです。
夏も真っ盛りで毎日やけるように暑いですね、、
そんな今は退勤後の夜23時ですが、なんとなく文章が書きたくなってパソコンを開きました。
置き手紙を残し家出してから早数か月。私は先日、お世話になった会社に退職届を出しました。
3年も続けられませんでしたが、学生時代にしていたどのアルバイトも3か月以上続けられなかった私にとっては、人生で一番長く続けられた仕事となりました。
「その職のプロになって早く手に職をつけなければいけない」
「何か優れた成果を出さなければいけない」
「社会人としての常識や振る舞いを身につけなければいけない」
「期待されていることに応えなければいけない」
家出と退職を決行する前。
私は「自分らしく自由に生きたい」という意志をもちながらも、そういうプレッシャーや「こうあるべき」という自身の固定観念に長年縛られていました。
このまま今の生活を耐えて頑張るか、リスクをとって大きな行動に踏み切るか、モヤモヤと悩み続けたまま、抗不安薬や睡眠薬を常用する毎日が当時続いていました。
憂鬱感で休日寝たきりになったり、不安感に駆られてどうしようもなくなったり、頑張り続ける意味が見出せなくて消えたい気持ちになって泣いたり、そんな停滞したような毎日に疲弊していました。
(人と関わったり自己主張をすることが苦手な自分の性格も、私自身をかなり悩ませていました)
現実逃避するかのように、休日は色々なところに遊びに行ったり、背伸びして少し高価なレストランに行ってみたり、美容に励んでみたり、恋愛に夢中になったりしましたが、根本的な悩みは解消されなくて、いつも不安感や憂鬱感、焦燥感に駆られていました。
単なる自意識過剰かもしれませんが、周りの人にはある何かの能力が、ずっと自分には欠けているような気がしていました。いつも何かを恐れていて、自信が無くて、どこか人に委縮していました。
そして今。
私は実家を出て会社も辞めて、フリーターになろうとしています。
結局、「時間は有限であり、やりたいことも出来ないまま死にたくない」という、恐怖ともいえる衝動的な強い感情が私を行動に踏み切らせました。
「お金も無くなって、誰も頼ることができなくて、毎日孤独なまま引きこもっていたらどうしよう」など色々な悪い未来を本気で想像して覚悟していましたが、今はなんとか暮らしていけています。
親不孝な自分を責めたり、将来が不安でどうしようもなくなったりする日もありますが、現状をここまで変えられたことに関しては不思議と後悔は全くありません。
これから、できることを一つづつ積み重ねて、自分が生きていける道を探していきたいと思っています。