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HSPは非正規雇用の方がラク…?HSPに合う低ストレスな働き方の選択と、私の仕事体験談。

HSPと働き方

こんにちは。HSP会社員の宮野ちせです。

このブログでは、HSP×仕事・お金というテーマをメインに書いていますが、今回はHSPさんがストレスをより少なくして働くには、結局どの雇用形態がいいのか。筆者自身の備忘録もかねてまとめてみました。

筆者
筆者

色々な働き方を知って、視野を広げるだけでも気持ちはだいぶ楽になりますよね!

この記事のまとめ
  • しんどいなら、正社員にこだわる必要はない
  • HSPだからこの働き方(雇用形態)が向いてる!と言えるものはないため、「HSPだから非正規雇用!」「HSPだから○○!」という考えで働き方を選ぼうとするのは危険
  • 「自分はどんな生活がしたいか」「働き方で最も重視したい条件は何か」を考えながら、自分に合う雇用形態を選べることが大切
  • 一気に最適解にたどり着こうとせず、色々試しながら、自分のペースで最適解を探せればOK◎

一般的にどんな種類の雇用形態があるの?

一般的な話はいいよという方は、この部分は読み飛ばしてください~。

正規雇用

一般的に、正規雇用=正社員のことをいいます。

正社員とは、雇用期間を定めずに企業(雇用主)と労働契約を結んだ労働者のことです。

正社員のメリット

・任される仕事の責任や領域、裁量が大きい
・キャリアアップのチャンスにも恵まれやすい
・毎月一定の収入が保証されている(欠勤をしなければ働いた月の基本給が変わらない)
賞与(ボーナス)や退職金、さまざまな手当が会社から支給されることが多い
・付与される有給休暇の日数が非正規雇用者より多い
福利厚生がしっかりしていることが多い(交通費や住宅手当・社員寮、健康診断補助、保養施設提供、旅行補助、資産形成補助など)
ローンやカードの審査に通りやすい
社会的信用度が高い
・特別な事情がなければ、基本的に定年退職するまで同じ企業で働き続けられる

正社員のデメリット

転勤・異動の辞令に原則従わなければいけない(場合によっては、海外転勤など)
残業や休日出勤の可能性がある
・フルタイムで働いていると、勤務時間が長く休日の自由度が低い
長期休暇を取得しにくい
・責任やプレッシャーが重い
その会社でしか通用しないスキルばかり身につく可能性

筆者
筆者

同じ正社員でも、時短勤務ができたり、リモート可だったり、フレックスタイム制が採用されていたり色々あります!

非正規雇用

契約社員

契約社員=あらかじめ雇用期間が定められている労働者のことです。(雇用契約期間の上限は原則3年)

契約社員のメリット

近い将来の目標やライフプランがある人は、契約満了時に退職を切り出しやすい
(「お金をためて3年後に留学したい」「契約社員として数年経験を積んで、別の仕事に転職したい」など)

契約社員のデメリット

・正社員にある福利厚生が契約社員には適用されないことがある
・出世がしにくい

派遣社員

派遣社員=人材派遣会社と雇用契約を結び、実際に就業する会社に派遣される労働者のことです。

派遣社員のメリット

・雇用期間や勤務時間をライフスタイルに合わせて調整しやすい

派遣社員のデメリット

・派遣期間に限りがある
・賞与や退職金はないことが多い
・責任ある仕事を任されにくい

パートタイム(アルバイト)

パートタイム=一週間の労働時間がほかの社員と比べて短い労働者のことです。

給与は時給や日給で支給されることが多いです。

パートタイムのメリット

・自分で働く日数や時間を決めて無理がない範囲で働ける
・未経験可の仕事が多い

パートタイムのデメリット

・時間単位の給与が安くなりがち
・賞与や福利厚生が受けられないことが多い

筆者
筆者

筆者の経験上、アルバイトだからラク!ってことはあまりなかったです…。(忙しめの接客業などのアルバイトは結構大変でした泣)

筆者は非正規雇用の最大のメリットは「辞めやすさ」にあると思っています。
期間限定の仕事等を繰り返し、より自分に合う働き方や職種を探すことができるからです。

筆者の最終目標は「自分がよりストレス少なく続けられる働き方を探すこと」「継続的に収入を得られること」なので、毎回「この仕事のどの部分が自分に合っていた」「この仕事のどの部分が苦手だった」などを検証し続けようと思っています。

(随時ブログでも書いていこうと思っています)

HSPの筆者の体験談(アルバイト3種、正社員2種、その他1種)

居酒屋のホールスタッフ(アルバイト)

筆者は学生時代、とある居酒屋でホールスタッフとして働いていました。

夕方から終電までシフトに入ることが多かったのですが、居酒屋の仕事はとにかく忙しかったです。

段々容量の悪さが露見し、苦しくなって3か月未満で逃げるようにやめてしまいました…。

筆者
筆者

お客さんに出さなきゃいけない料理やお酒は山積み、酔っぱらったお客さんからの絡み、「なにやってんの」と言わんばかりの店長からの態度、優秀な先輩たち…

段々バイトの前には気持ちがとても憂鬱になるようになり、その居酒屋を見るのも嫌になっていました。

その頃同じバイト先の仲間が何人か辞めていたこともあり、流れに乗るかのように筆者も辞めてしまいました…。

競馬場の清掃スタッフ(アルバイト)

筆者はHSP気質もちですが、競馬場の清掃スタッフのアルバイトは、比較的気持ちに負担が少なくできていました

朝9時頃から夕方6時まで勤務して、1日1万円くらいの収入でした。

1日の流れはこんな感じです。

朝に30人くらいの清掃バイトさんが集まり朝礼、その後班ごとに観客席やトイレの清掃。

レースが始まると、班ごとに順番に休憩をはさみながら、観客席を巡回しごみの回収、清掃。
(ほぼゴミはないのでただ歩いてるだけに近かったです)

すべてのレースが終了しお客さんが全員帰った後、観客席の一斉清掃、終礼、解散。

筆者
筆者

容量の良さやコミュニケーション力をそこまで求められる仕事ではないので、個人的にやりやすかったです。

拘束時間が長く、広範囲のモップ掛けする体力は必要ですが、それに苦痛を感じなければHSPさんには良いアルバイトだと思います。

余談ですが、一日中レースの実況を聞いているので、競走馬の名前に詳しくなれます。

中学校の事務員(アルバイト)

筆者は学生時代、公立中学校の事務員のアルバイトをしていました。

事務員と言っても、お手伝い程度の業務ばかりだったため、作業負担はとても軽かったです。

まわりの先生方はとても優しく当時学生の私を迎えてくれ、色々な仕事を教えていただきました。
(校長先生のご自宅にお邪魔までさせていただきました…。)

ですが、組織生活にストレスを感じやすい筆者は毎日泣いていました

「こんな優しい人たちに囲まれてもなぜ私はこんなに疲れているのだろう?」
「私はなぜ周囲の雑談に自然と混ざれないのだろう」
「不自然にならないようにうまくやらなきゃ」

こんな気持ちで、「周りはいい人ばかりなのに、集団に馴染めずストレスや居場所の無さを感じてしまう自分」に完全に自信喪失していました。

筆者
筆者

一日たった3時間の勤務だったのに、とても消耗していた記憶があります…。

事務員(正社員)

事務員としてスケジュール管理や事務用品の管理、郵便物や書類の管理をしていました。

詳しくは別の記事で書こうと思いますが、組織での生活が段々と苦しくなり、短期間で離職しました。

クラウドワーカー

学生時代に、筆者はクラウドワーカーとして、WEBサイトに掲載する記事の代行という仕事をしていました。

短期間でやめてしまいましたが、こちらは対人ストレスからは完全に解放された仕事でした。

HSPさんに合う働き方なんて存在するの?

結論から言うと、「HSPだからこの雇用形態が向いてる!と言えるものはない」と思います。
それよりも、自分のペースで人と関われて、1人で黙々と作業ができる等の仕事環境、仕事内容が大事なのではないかと思います。
※HSP気質持ちの筆者の意見であり、全てのHSPの方に当てはまるわけではありません。

非正規雇用は自分で働く日数や時間を決めて無理がない範囲で働けますが、「非正規雇用=ラク」という訳ではありません。

それぞれの雇用形態のメリット、デメリットを理解して、「自分はどんな生活がしたいか」「仕事選びで最も重視したい条件は何か」を考えながら、最適な雇用形態を選択することが大切です。

筆者
筆者

筆者はフルリモートの派遣や正社員、非正規雇用で働きながら副業をし、複数の収入源を持てることが将来の理想です。

おわりに

今回は、雇用形態という切り口から、HSPさんに向いている仕事について調査してみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました!