HSPの私が就活から逃げて鬱病にかかった体験記【大学4年の夏に0から就活、内定までの経緯】

HSP/うつ

この記事では、私が大学時代に就職活動を全くせずに自宅に引きこもり、人生初の鬱病にかかった体験を書きます。

本当にどうしようもない話になりますので、ゆるりとお付き合いいただければと思います。

また、今就職活動に不安をかかえている学生さんも、この記事を読み終わる頃には「こんな人間でも正社員になれるなら自分は大丈夫かもしれない」と思えるかと思います。

この記事がおすすめな人

  • 現在就活に不安に不安を感じている学生さん
  • 大学で友人が少ない、または対人関係に苦手意識がある人
  • HSPに悩んでいる人
  • 実際に鬱病になった人の話に関心がある人

私の学生時代の就職活動

冒頭でも少しお話しましたが私は大学4年生の夏まで、民間の就活を全くしていませんでした

まわりの仲間が内定を獲得していく中、私は自己分析や業界分析のやり方も全く分からず、本当の意味で途方にくれていました。(嘘っぽいですが事実です)

元々公務員試験の勉強は少ししていましたが、それも大学3年の冬頃に挫折しています。

私が大学4年の夏まで就活をしていなかった理由

なぜ私がここまで就活で遅れをとっていたのか。それには、以下の理由があります。

・単純に社会人になるのが怖かったから
・大学時代に何もせず過ごしてしまったから(その延長でダラダラ…)
・大学時代にしていたどのアルバイトも3か月以上続けられず、自信喪失していたから
・元々対人関係にストレスを抱えやすい性格だったから
・友人が少なく、まわりの状況を把握していなかったから

筆者
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当時は当時の悩みごとでつらかった記憶があるので、不思議と過去の自分を責める感情は湧きません。でも、ここまで育てて投資してくれた親の期待を裏切ってしまった罪悪感は今でも大きいです。

就活をせずに私がしていたこと

「ならみんなが就活をしている中、お前はいったい何をしていたんだ?!」という疑問にお答えします。

結論から言えば、自宅に引きこもり昼夜逆転して、パソコンで好きなキャラクターの絵を描く生活をしていました。この生活は3ヵ月半くらいしています。

当時は親に一人暮らしをさせてもらっていたので、私がずっと家に引きこもっていても誰も気がつかない状況でした。

筆者
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完全に現実逃避です。やるべき事から逃げている現実に目を向けると気持ちが酷く不安定になってしまうので、とにかくSNSや2次元の世界に没頭していました。

夏からやっとはじめた就活

そんな引きこもり生活を送っていた私ですが、大学4年の夏頃に「さすがに本当の本当にヤバい…!」と焦った末、ようやく就活を始めました。

初手から会社説明会に参加して無知を晒すのが怖かったため、まずはエージェントに登録し話を聞いて貰いました。そして、会社説明会や合同説明会にとにかく参加して、情報収集しました。

就活の予定でスケジュールはギチギチになり、徹夜で履歴書を完成させ翌日に他県の面接に参加…なんて日々を大体2か月くらい送っていました。

筆者
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家族や友人に相談も一切できず、焦る気持ちだけで動き続けて、当時は体力的にも精神的にもかなり追い込まれていました。

夏頃の新卒の就活市場

夏頃には、もう次の年度の新卒採用募集が続々出ていました。

条件のいい職種は大体ほかの就活生で既に枠が埋まっており、残っている求人は転勤の多い職種、人員が常に不足している業界等々……という感じでした。

良さそうだなと思った企業も、大体夏が最後の説明会開催日程になっている場合が多く、充分に業界研究や面接練習をすることは出来ませんでした。

※実際の就活市場を知りたい方は、ハローワーク等公的機関への相談をおすすめします。

この時期に就活をしている学生はいるのか?

夏頃の新卒の就活市場について、1就活生からの感想を書きましたが、この時期に就活をしている学生は案外います。

「こんな時期に就活をしているのは自分だけだ…」なんて過剰に落ち込まなくても大丈夫です

最終的に私は大学4年の冬まで就活を続けていましたが、その頃まで就活を続けている人もいました。

体力と気力に限界が来て人生初の鬱病に

次に、こうした経緯で就活を始めた私に起こった、体調の異変についてお話します。興味が無い方はこの部分はさっと飛ばしてください。

当時無理なスケジュールで就活をする中で、私はふと「死にたい」と思う瞬間が増えていました。その事を異変に感じて調べたところ、軽い鬱状態になっていることが分かりました。

「誰にも相談できない」「早く決めないとまずい」等々、その頃の私はどうしようどうしようの迷走状態でした。

そんな中で不採用通知を連日受け取り、焦りはかなり強くなっていました。自分の未来が全く見えず、泣くことも多くなっていました。

そして、鬱の症状が目立つようになると就活はもうグダグダになりました。

適性検査の質問内容が理解できない、公共交通機関の中で涙が止まらなくなる、交差点が渡れない、会社説明会で企業のえらい人の前で号泣する…等々の状態でした。

終わりに【次回予告】

次の記事では、私がその後どうやって鬱を回復させ、大学4年のうちに内定を獲得したのかについて書いていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。最後までゆっくりと、お付き合いいただけますと嬉しいです。

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