今日は、私が購入した「かくれ繊細さんの「ぐるぐる思考」からの抜け出し方」(廣済堂出版)という本の感想、レビューを書いていきます。
本の購入を検討している方は是非参考にしてみてください😊
※著作権侵害を避けるため、本の内容に詳細に触れる記事内容ではありません。予めご了承ください。
この記事がおすすめな人
- ぐるぐると悩みやすい人
- HSPなのに飽きっぽく、好奇心旺盛な人
- HSS型HSPの人
- パートナーや家族、友人がHSS型HSPの人
HSS型HSPとは?
HSS型HSPってそもそもなんだっけ?という方もいるかと思うので、ひとまず調べたことを掲載しますね。
HSS型HSPは、HSPとHSSの両方の特徴を持つ希少なタイプであり、矛盾した性格が魅力的でありながらも、理解されにくいとされています。
感受性が豊かでありながら、冒険心に駆られることがあります。
この両極端な性格が、時に周囲との摩擦を生み出す原因となります。
https://drshrinksho.com/entry/hsshspdislike「HSS型HSPがなぜ嫌われることがあるのか?理解と対策法を徹底解説!」精神科医しょうのブログ
内容
著者である時田ひさ子さんは、HSS型HSPの専門心理カウンセラーをされています。ご自身の生きづらさを解消するために、学生時代からなんと35年間もの間研究をされていたそうです。
著者の時田ひさ子さんが出演されているラジオを発見しました。ご興味のある方は以下からぜひ
「かくれ繊細さん(HSS型HSP)は、どうすれば仕事の悩みが軽くなる?#42」 リクルートスタッフィング
本書では、HSS型HSPの人を「かくれ繊細さん」と表現しています。
「かくれ繊細さん」達がもつ「ぐるぐる思考」という特性についてメインに書かれており、その原因と場面別の対処法について詳しく書いています。
筆者が個人的に心に響いた内容
本書では、ぐるぐる思考になる理由の1つに、HSS型HSPさんの感受性が、他の人より幅広く、そしてはみ出しているからとあります。
このはみ出した部分の感受性が、非HSPの他者から理解されない部分であり、「分かってもらえない」という本人のストレスの原因になってるとしています。
ですが、HSS型HSPさんはこうしたストレスを抱えやすい分、他者から理解されたと感じると、心の凪が訪れ、ぐるぐる思考を止められるらしいです。
社会には色々な種類のマイノリティの人達が存在します。HSPは全人口の20%、そしてHSS型HSPは全人口のたった6%!かくれ繊細さんが、本当の意味で感覚を共有できる相手が見つかりずらい理由はこれですね。。
また、本書ではぐるぐる思考(反芻思考)を過去についてのと、未来についてのものの2種類に分類しています。そして、それぞれの止め方を紹介しています。
これが、本当にシンプルで腑に落ちる内容でした。
この先も新しいことに挑戦し続けられる自分でいるために、ぐるぐる思考のコントロールの必要性を感じさせられる1冊でした。
筆者がこの本を購入した経緯
仕事終わり、不安定な情緒をどうにかしたい一心で本屋さんに立ち寄り、エッセイ本や自己啓発本を眺めていたところ、この本に出会いました。
HSS型HSPをメインに扱った本は珍しい!!ということで衝動買いでした。。(笑)
私自身、ぐるぐる考えごとが止められないこと、そしてその悩みがまわりに理解されないことに長い間悩んでストレスを感じていました。本書を読んで自分の悩み事が根本解決、ということは勿論ありませんが、この本に出会えて良かったなと感じています。
まとめ
成功する近道は、自分とよく似た特性を持ちながら成功した人を真似ることだ、という話はよく聞きます。
この記事を読んでいる方は、きっと私と同じようにHSS型HSP的な特性に悩んでいる人かと思います。
HSS型HSPの専門心理カウンセラーの方が書いた本書を読んで、ぜひ参考にしてみてください。